禁止改定という名のルール改変
2020年6月2日 Magic: The Gathering相棒・ザ・ギャザリングは終了しました。マローの次回作にご期待ください。
ちゅうことで、結局相棒システムは大失敗ということになってしまいました。
EDHの統率者システムを安易に構築に導入するとこうなりまっせ、という悪い見本になりましたね。
また、《創案の火/Fires of Invention》についても《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》と同じくエルドレインのカードで、この辺りはカードデザインの失敗といえるとは思います。
《裏切りの工作員/Agent of Treachery》については逆の話で、M20時点でのデザインについては全く問題なかったかと。ほかのブロックのカードが増えるにつれよくない相互作用が働いて、一番影響の薄いところで巻き添え禁止を食らったようなものではないかと。
で、ここからは私の私的な意見ですが。
今後とも、どんどん禁止裁定は出していただきたい。
言葉を変えますが、禁止になることを恐れて無難なシステムやおとなしいカードデザインに収まらずに、(カードバランスは考慮しながら)斬新なカードや魅力的なパワーカードを作ってもらいたい、という考えを、私は持っています。
ヴィンテージやレガシーのメタを大きく変えるカードばかり作るな、との意見も聞きますが、逆に言うと1年間で採用に値するカードが1枚あるかないか程度のカードしか作られないなら、レガシーフォーマットには未来はないのではないかと。
EDHもしかり。スタンダードで禁止になるような、なりかねないようなパワーカードを、カジュアルでもcEDHでもバンバン使っていけるのがフォーマットの魅力ではないかと思います。
つまり、強いカードを使いたい、という欲求に、ある程度は答えていただきたい。禁止カードの出なかったブロックのカードって、ほんとつまんないし。売れないし。しょっぱい。塩。
それはそれとして、《コルフェノールの若木/Sapling of Colfenor》デッキはどうしましょうかね。スリーブ購入して全カード差し替える気力がちょっと薄れました。とはいえメインに入れなくてもよさげだし、このまま相棒での採用で試してみましょうかね。
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